2024年度 新年度にあたり

 今年も2023年度を振り返りながら、「経営理念」の再確認、「2024年度の取り組み」について考えてみました。コロナの影響はほぼなくなってきていますが、コロナの時期を通して環境が大きく変わってきている感じはします。この環境変化に適応して事業者の経営活動やその支援活動も変えていく必要が出てきたときになっています。

◆経営理念

 地域中小企業の強み活かす知的資産経営活用による企業力アップの支援を中心に、企業のライフ・ステージの成長過程 『創業・起業~経営安定・企業成長~経営改善・企業再生~事業承継』 に合わせた支援を通じて、外部環境の変化に柔軟に対応できる自立した地域中小企業を育成し、地域経済の発展に寄与する。

2023年度の振り返りと2024年度の活動

1.支援地域

 全般的には沖縄の本島、宮古島、石垣島など沖縄県を中心に事業者の方々の「知的資産経営」を活用した経営支援、事業継続支援、経営改善支援、伴走型支援、農業経営支援などについて、お客様満足度の向上を心がけ適切な支援を行ってきました。

今後は、コロナ前のように支援地域は沖縄地域に加えて、関東地域についても支援を行っていく予定です。

2.支援の概要

「知的資産経営」について、自分の各種経営支援のベースになっています。支援対象の事業者の方々の現状把握を中心に活用させていただいています。特に「知的資産(強み)」の認識が重要であり、今後の戦略策定・経営改善などに知的資産を活かすことがベースになります。

 2024年は知的資産経営の活用について、ローカルベンチマークを活用しつつ、さらに実践を積み深めるとともに、広めていきます。

「事業承継関連」では、事業承継・引継ぎ支援センター(那覇商工会議所)のコーディネーターとして、事業承継の相談窓口を2023年6月まで5年間行ってきました。多くの事業承継計画の作成を行いました。金融機関と連携した事業承継の推進活動なども行いました。2023年7月以降は事業承継・引継ぎ支援センターでは専門家として活動を行っています。

 2024年以降は引き続き 『事業承継+経営改善の計画作成支援など』 を実施して、県内の事業者の方々の事業継続の推進を行っていきます。

「経営改善関連支援」について、2023年度は経営改善計画の作成支援、経営改善計画のフォローアップ支援を行いました。

 2024年度は、コロナ特別貸付の元金返済が始まるなど、返済に必要な十分な収益を確保できない企業がさらに増えることが予想され、必要に応じて経営改善計画の作成支援やフォローアップを引く続き行う予定です。これも 『知的資産経営をベースに現状把握(特に強みの認識)を行い、将来の経営改善に活かす』 ことをベースに計画に落とし込みます。けして改善課題を中心にしていないところが、特徴的なところだと思っています。課題項目を中心にした改善計画では、計画の実行性のやる気度も下がるような気がします。

「農業経営支援関連」では、2023年度は沖縄県農業経営・就農支援センターの沖縄県農業経営相談所専門家として、経営課題の整理、農業経営支援を行いました。また、農山漁村発イノベーションサポート中央センター及び沖縄県農山漁村発イノベーションサポートセンタープランナーとして、経営経営支援も行っています。

 2024年は、神奈川県農業経営・就農支援センターを加えて引き続き 『農業経営支援活動』 を行い、農業を盛り上げていきます。

「中小機構・経営アドバイザー関連」では、事業再構築相談・助言(アドバイス)を中心に行っています。沖縄県内の事業再構築に取り組む中小企業・小規模事業者、中小企業等事業再構築補助金の採択を受けた沖縄県本島・離島の10社程度の中小企業・小規模事業者を対象者として、アドバイスを行いました。複数の経営アドバイザーが協力して事業者の課題を共有しながら支援に取り組んでいます。また、金融機関へローカルベンチマークを活用した経営支援の実践について支援機関支援を行ってきました。

 2024年度も、『中小企業・小規模事業者へ経営支援・助言』 の活動を引き続き行っていきます。

「沖縄県官民合同伴走型支援推進事業」では、中堅事業者に対して課題設定及び課題解決のアドバイスを伴走コンサルタントとして行っています。沖縄県内の地域を引っ張る中堅事業者に対しての経営支援になります。

 2024年も、引き続き同様な支援を行い支援実績を作っていきます。

3.健康面、神社参拝、沖縄離島めぐり

「健康面」では、2023年も一日平均10,000歩(年間3,650,000歩)を目標にウォーキングを続けています。年間走歩数は3,702,260歩(1日平均10,143歩)と一日平均10,000歩を歩きました。

 2024年も、引き続き同様に行っていきます。

「神社参拝」について、ウォーキングで参拝している天久宮には、龍宮神が祭られている。

 伊勢神宮へは2022年は3月と9月、2024年3月に参拝した。

2022年3月は名古屋経由で和歌山県、三重県、名古屋、三重と奈良の龍の神社(熱田神社、白龍神社、洲崎神社、二見興玉神社、丹生川上神社)に参拝した。

2022年9月は神戸経由で奈良県、京都、兵庫県の龍の神社(龍田大社、大神神社、春日大社、室生龍穴神社、龍鎮神社、貴船神社、 龍神総宮社)に参拝した。

2024年3月は神戸経由で奈良県、和歌山、兵庫県の龍の神社(丹生川上神社上・中・下社、玉置神社、大馬神社、伊勢神宮内宮・外宮、室生龍穴神社、龍鎮神社、六甲比命大善神社)に参拝した。

2024年も波の上宮と天久宮への神社参拝も行い、伊勢神宮へも年に一度は参拝します。

「沖縄離島めぐり」については、コロナ禍、沖縄の離島へは行けませんでした。

 2024年度は離島めぐりを続けます。沖縄で行けていない離島で残すところは、「渡名喜、粟国、多良間、新城、鳩間、伊是名」、鹿児島の離島も「徳之島、屋久島、種子島」など訪問したい候補の島です。

 今年度においても、今までの経験・実績を活用し、支援内容をいっそう進化させて、「おもしろ、おかしく、楽しく、まじめ」に取り組んでいく所存です。

——————————————————————-

カテゴリー: 未分類 パーマリンク